物語

                                                     

この度は、当ホームページを閲覧いただき誠にありがとうございます。
どんな想いを込め皆様に、この場所をご提供させていただいているのか
2棟の誕生秘話を、ご覧いただいている皆様にほんの少しお話しさせていただきます。
物語を感じていただきながらご滞在いただき、
木土水が作り上げた物件が、皆様にとってより良い場所になりますよう願っております。

~富士山金魚~

古民家建物を富士山と金魚が住むおとぎ話の宿として設計工房木土水が再生しました。

この地域にはコノハナサクヤ姫という、とても美しい女神の伝説があります。

「富士山金魚」はコノハナサクヤ姫を可愛らしい金魚とみたてて、富士山とコノハナサクヤ姫の物語を建物に吹き込みました。

富士山金魚の二階の窓からは富士山がコッソリと金魚の様子をうかがっております。

敷地内には富士山が良く見える溶岩で出来た小さな富士塚もあります。

 職人の手造りによるホッとする築古建物は、耐震性や防寒性を高めながら日本独自の物語性の高い宿として生まれ変わりました。

壁は珪藻土仕上げとし、床は冬温かい杉の無垢材をアレルギーの方にも安心な天然塗料で仕上げました。

和室は癒し効果の高い本井草の畳の香りをお楽しみいただけます。

そして日本の伝統的な建具であります「障子-しょうじ」や「欄間-らんま」が四季の移ろいで空間を包み込みます。

浴室は可愛らしいモザイクタイル仕立てで、バスタブは熱伝導率の高いホーローの浴槽を採用しております。

富士山水系の素晴らしい水質をお楽しみください!

~鶴馬舎~

鶴馬舎の建物はかつて富士織物の工場でした。

工場の前には足の怪我が良くなると言われている屋敷神様が祀られています。

富士吉田市内には数多くの富士織物の歴史ある工場が残されておりますが、鶴馬舎の建物も極めて貴重な歴史遺産です。

鶴馬舎の名前は、明治期に大月から御殿場までの区間を繋ぐ「都留馬車鉄道」に由来しています。

馬車鉄道で働く働き者の馬と気立ての良い鶴の夫婦の家という事で「鶴馬舎」と名付けました。

鶴馬舎のすぐ裏手は富士急行の「葭池(よしいけ)温泉前駅」のホームです。

可愛らしい電車がガタンガタンと窓の外を通り過ぎていきます。

漆喰や珪藻土の壁、杉やヒバの床、モザイクタイルの広い湯舟、電車見台、電車見デッキ

富士山水系の深井戸から汲み上げている水は新鮮で素晴らしく、

お風呂は最大の魅力なのでぜひお楽しみください!